同省は農林水産・食品産業の現場での課題を解決するための実用技術開発を推進するため、研究課題の公募を行っている。
口蹄疫に関する研究は、緊急性が高く年度内に調査研究が必要な「緊急対応型」として8月30日から9月14日まで2回目の課題公募を行い、全5件の中から「各種処理を施した消毒薬のピコルナウィルスとアデノウイルスに対する抗ウイルス効果」を採択した。委託先研究機関は、北海道の酪農学園大学を中核とする研究グループで研究総括者は桐澤力雄氏。
口蹄疫に関する研究は7月に1回目の研究課題公募を行い、「口蹄疫防疫措置終了後の農場内留置家畜排泄物のリスク評価およびリスク低減技術の開発」を採択している。