“あんしん”号は同JAくらしの助け合いネットワーク“あんしん”のメンバーと、生き活き塾の活動から生まれた直売所「ふるさと市安曇野五づくり畑」の出荷メンバーの力で誕生した。活動開始から10年を迎えた“あんしん”ではメンバーも高齢化し、「買い物に行けなくなった」という不便な声が届くようになったのがきっかけだ。
車は両者の貯金を出し合って購入し、地域・組合員に広く使ってもらいたいとJAにプレゼントすることにした。
車のデザインは“あんしん”メンバーによるもので、七色の虹が描かれている。名前も「何の御用も聞きますよ」という親しみある意味を込めて命名した。
“あんしん”号は野菜やお菓子、雑貨、調味料など「五づくり畑」で販売している商品を揃え、「あんしん広場」の実施会場を回る。運転手は“あんしん”メンバーだ。
26会場ある「あんしん広場」の開催は各会場とも月1回のペースだが、“あんしん”号が走ることで要望があれば開催回数を増やすことも検討したいとしている。
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上:出席者に見守られながら “あんしん”号が出発
下:安心な地域づくりへの願いを込めて七色の虹がデザインされた