農政・農協ニュース

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6000人が来場!「環境保全」テーマのアグリフェスタ  JAみやぎ登米

 JAみやぎ登米(宮城県)は「第13回JAみやぎ登米アグリフェスタ」を10月17日、登米祝祭劇場「水の里ホール」で開いた。

よさこいの競演(左)と歌謡ショー アグリフェスタは平成10年のJA合併初年度から組合員と地域の人たちとのふれあいの場として行ってきた恒例イベント。今年は約6000人もの来場者が訪れるにぎわいとなった。
 今年度の基本方針のひとつに「質の高い環境保全農業」の展開を掲げていることから、今回は「環境保全農業で未来へ伝える食と農」をイベントのテーマにした。
 イベントには味わい、楽しめる催しが盛りだくさんで、歌手の西崎緑さんによる歌謡ショーやよさこいサークルの競演がさらに会場を沸かせた。
人気だった登米産コロコロステーキ試食コーナー テーマに合わせたブースも多く、環境保全米で作った米粉パンや環境保全米カレーの販売、環境保全米を使ったもちつきコーナーやポン菓子づくりコーナーでの実演・配布を行った。
 その他にも管内の小学校や幼稚園の食農教育で栽培した野菜を子どもたち自らが販売する「子どもたちの産直コーナー」や、管内の生産者らによる農産物・加工品の販売、登米産牛肉・豚肉のコロコロステーキ試食コーナーで消費拡大キャンペーンを行うなど地元の味をアピールした。
農林産物品評会のようす また毎回「環境保全農業農林産物品評会」も同時開催している。品評会は管内で作られた農林産物や花き、加工品を対象にした「一般の部」、大きくできあがった農産物を対象にした「ジャンボの部」、珍しい農産物・ユニークな農産物を対象にした「珍品の部」に合計578点の自慢の農産部が集まった。
 登米農業改良普及センターの職員が色・ツヤなどを評価し、そのうちの金賞10品を表彰した。

 

(写真)
上:よさこいの競演(左)と歌謡ショー
中:人気だった登米産コロコロステーキ試食コーナー
下:農林産物品評会のようす

(2010.10.21)