農畜産業振興機構は野菜価格の高騰を受けて10月19日、「野菜需給協議会幹事会」を都内で開き、対策などについて話し合った。
幹事会では10月15日に農水省が開いた「野菜出荷安定対策本部」の概要説明や野菜需給・価格の動向や今後の見通しについての報告があった。 中・長期的な対策として▽産地の分散化、▽安定的な契約出荷のための方策、▽家庭での調理技術能力の向上、▽暑さに強い品種の開発研究、▽気象予測技術の向上、▽国産野菜にも検査体系の強化が必要、などの意見があがった。
(2010.10.21)