7月1日〜9月30日までの家畜被害で、羽数としてはブロイラーが61万9000羽で最も多かった。ほかは▽採卵鶏23万8000羽▽豚1300頭▽肉用牛535頭。
昨年は平均気温が北日本を中心に平年を下回ったため調査せず、平成20年は7〜8月だけで打ち切っており、同省が3カ月にわたる調査を続行したのは今夏が初めて。
20年の乳用牛被害は全国で885頭。今回は地方別で最も被害が大きかった関東だけで780頭とケタ違いの打撃だ。次いで九州地方。また肉用牛では九州の被害が177頭と最も大きかった。次いで東北となっている。