作付け面積(青刈りを除く子実用)は162万5000haで前年並みとなった。このうち主食用は158万haが見込まれている。22年産の生産数量目標から換算した154万haにくらべ約4万haの過剰作付けとなっている。
米の作柄は、全もみ数がおおむね平年を下回ったことに加えて、関東・東山と中国の一部地域で白未熟粒などが多く発生していることから、全国の作況指数は「98」(10aあたり522kg)と9月15日現在より1ポイント低下した。
この結果、予想収穫量は847万8000tとなり、このうち主食用は823万9000tと見込まれている。22年産の生産数量目標は全国で813万t。作況は「やや不良」となったが、過剰作付けによって約11万tの過剰となる見込みだ。
★22年産米の作況指数(10月15日現在)
【全国】98【北海道】98【東北】100【北陸】99【関東・東山】97【東海】99【近畿】98【中国】97【四国】100【九州】98【沖縄】99