それによると上期の経常利益は1039億円、当期純利益は834億円と「当初見込みどおり順調に推移」した。今後は「不透明で厳しい経済状況を見込んでいるが、通期での目標経常利益水準である500〜1000億円達成できる」見通しだと河野良雄理事長は語った。
また自己資本率は21.85%、Tierl(自己資本のうち基本的項目)比率は16.09%(速報値)と、それぞれ今年3月末より、2.59%、2.21%上昇しており、引き続き堅固な自己資本基盤を維持している。
有価証券等の評価差額は、金利低下により着実に改善し、3月末対比2935億円改善の▲3122億円となっている。
総資産は、70兆4950億円と06年3月以来の70兆円台となった。純資産額も07年3月以来の4兆台である4兆2068億円と、安定した利益計上と有価証券損益改善を反映したものとなった。