収穫繁忙期の農家の労働力不足解消を目的に都市部の人が農作業の手伝いをする「猫の手援農隊」は、農業への理解を図り、都市と農村との交流を深めようと農協観光が企画したツアーだ。
同JAはこの活動に賛同し、援農隊を受け入れて9年目となる。今年は111人が参加。3〜4日の日程で5班に分かれて17軒の農家を手伝った。
参加者からはやりがいや充実感の声があり、受け入れ農家からも「もう少し長く来てほしい」、「長く続いてほしい」と好評だ。また、閑散期となる宿泊施設に宿泊してもらうことで地域活性化にもつながっている。
(写真)収穫の作業風景。休憩中のひととき(右下)