韓国では今年1月2日に北部の京畿道・抱川(ポチョン)で牛の口蹄疫感染が発見されてから、6月4日に西部の忠清南道・青陽郡でイノシシの感染が見つかるまで13例の口蹄疫発生を確認していた。
それ以降発生がなかったことから、9月には国際獣疫事務所から洗浄国の認定を受けていた。
農水省は全都道府県知事に対して、農場への人・車の出入りの際の消毒、韓国に滞在していた人・物を農場に近づけないなどの措置、動物検疫所長に対して、空海港での靴底・車両消毒の徹底、検疫探知犬を使った手荷物などの検疫強化、などを通達した。
日本は1月の発生確認以降、韓国から偶蹄類の動物やその肉類などの輸入を禁止しており、引き続き輸入禁止措置を継続する。