―「つながる」「笑顔」
「信頼」キーワードに―
◆3つの視点から検討された「10年後の姿」
「ビジョン」では、「10年後のありたい姿」について「つながる」「笑顔」「信頼」の3つをキーワードに、候補案を3つ提案し、これからの論議のなかで決めてもらうことにしている。そしてそのビジョンを実現するために「ふだんのくらしへの役立ち」など、5つのアクションプログラムを提案している(表参照)。「ビジョン」を検討してきた視点について芳賀専務は、大きく3つあるという。
一つは、時代が変わって「協同組合の出番」になったという時代認識。二つ目は、かつてないほど「組合員のくらしが厳しくなっている」ということ。三つ目がそうした『期待』と『厳しさ』という時代認識に立つと生協の『事業は変わっていかなければならない』という、この3つの視点に立ってビジョンを策定し、ビジョンを実現するための「アクションプラン」という構造になったという。
この「ビジョン」は1月の「全国政策討論集会」を経て1月末に「第2次案」をまとめ、地方別の論議を重ねて3月末までに「第3次案」をまとめ、6月の総会で最終決定される予定となっている。なお全文は日本生協連のホームページから誰でもダウンロードすることができる。
(詳しくは 特集「焦点 生協の2020年ビジョン」で)