農政・農協ニュース

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口蹄疫乗り越え「農業まつり」盛大に  JA西都

 JA西都(宮崎県)は11月27・28日の2日間、「2010農業まつり」を本所内などで開いた。

大好評だった女性部の「さいコロ」試食会 「農業まつり」は毎年6月に行っている恒例イベントだが、今年は口蹄疫発生の影響で11月の開催となった。口蹄疫が畜産農家や地域住民に与えた被害や影響は大きかったことから、スローガンを「がんばろう!西都・西米良」として防疫の協力や支援への感謝、復興への願いを込めた。
県産肉を楽しく味わう焼肉フェスタの会場 口蹄疫復興を応援しようと実施した「焼肉フェスタ」では1500円で焼肉セットを販売し、多くの人が宮崎牛や県産豚肉をその場で味わった。また口蹄疫復興ブースを設け、発生から終息に至るまでの経過や作業風景の記録展示、多くの人から届いた応援メッセージや千羽鶴が飾られた。
ステージ前には大勢の見物客が集まった その他に職員と壮年部、女性部、青年部協力による各支所からの出店や、酪農部会や茶部会による販売があった。また女性部が地産地消の推進企画として行った地元産野菜と西都牛を使ったライスコロッケ「さいコロ」の試食会は、用意した200個が飛ぶようになくなる人気だった。
 ステージではクイズ大会やキャラクターショー、支所対抗アームレスリング大会などのイベントや、地域の園児や児童、女性部などが踊りや演奏などを披露して会場を沸かせた。

(写真)
上:大好評だった女性部の「さいコロ」試食会
中:県産肉を楽しく味わう焼肉フェスタの会場
下:ステージ前には大勢の見物客が集まった

(2010.12.02)