農政・農協ニュース

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鳥インフルエンザの防疫措置完了

 11月29日に島根県安来市で発生が確認された高病原性鳥インフルエンザに対する防疫措置は12月5日に完了したと農林水産省が同日発表した。

 今回発生した高病原性鳥インフルエンザは、12月3日に「H5N1亜型」の強毒タイプと確認された。
 発生が確認された11月29日の翌日から防疫措置を実施し12月2日に2万1549羽の殺処分を終了し移動式焼却炉による焼却を実施した。 一方、周辺農場(移送制限区域内の4農場)の清浄性確認検査を行い陰性が確認されたため、3日にはこれらの農場からの卵の出荷制限解除を決定した。
 発生農場では鶏舎の消毒作業などの防疫措置が5日にすべて完了した。
 今後、定期的な消毒、移動制限区域内の清浄性確認検査を行い、新たな発生が認められなければ27日午前0時をもって移動制限が解除される見込みになっている。

(2010.12.09)