農政・農協ニュース

農政・農協ニュース

一覧に戻る

過剰処理で22年産米、13万t買い入れ―米穀機構

 JAグループは生産者が豊作時の過剰米処理対策として積み立てていた過剰米対策基金(集荷円滑化対策基金)を活用し22年産米13万tを処理することを2010年12月末までに決めた。

 同基金への生産者からの拠出金は321億円。この基金を使い(社)米穀安定供給確保支援機構が買い取り、飼料用に処理する。
 対象数量は22年産米13万t程度。買い入れ価格は1等米で60kg1万500円。2等、3等はそれぞれ500円づつ引き下げる。
 米穀機構は集荷円滑化対策が発動された場合、区分出荷された豊作分を買い入れる機構。買い入れた米はこれまで米粉用、飼料用などに活用されてきた。

(2011.01.05)