農水省は平成21年度の全国の野生鳥獣類による農作物への被害状況について、前年より被害額・面積ともに増加したと12月24日発表した。
鳥獣による農作物への被害金額は213億円で前年より7億円増え、被害面積も前年より5000ha増の10万5000haだった。被害量も62万tで前年より12万9000tも多かった。 獣種別で被害金額がもっとも多かったのはシカの71億円で、前年より12億円増えた。次はイノシシ56億円(前年比2億円増)、サル16億円(同1億円増)となった。
(2011.01.11)