小林さんは5年前から新潟県長岡市山古志地域で「小林幸子田」と名づけた棚田で稲作を行い、平成16年の中越地震被災地区の復興支援や新潟米親善大使に就任し、米の消費拡大活動などに積極的だ。
鹿野農水相は小林さんのこれまでの活動に敬意を表し、「お米づくりの苦労などもよくご存知である小林幸子さんに、ぜひ世界一おいしい日本のお米のアピールをしていただきたい」と大使任命の経緯を説明した。
小林さんは「本当に嬉しい。これからはコンサートなどでも、安心安全でおいしい日本のお米をもっともっと食べましょうと呼びかけていきたい」と快諾した。
今後は農水省主催のシンポジウムやイベントなどへの出演のほか、小林さん自身のホームページやコンサートなどでも情報発信をしていく予定だ。中国や台湾など諸外国でも日本のお米のPR活動をする予定で、「世界中の人にも知ってもらえるようにしたい」と抱負を述べた。
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お米大使に任命状と名刺を手にする小林幸子さん(左)と鹿野農水相