寄贈品は昨年12月20日から今年の1月17日まで約1カ月間募集し、衣料品2300点、文具1000点、玩具900点など計1万1000点以上にのぼった。また寄贈品を現地に送るための資金として46万4573円の寄付金が集まった。
物品の仕分け作業に参加した宮本愼一代表理事専務は、「こういった貢献活動は、まさにJA共済事業の基礎である相互扶助や助け合い精神が形になったものだ」と役職員の協力に感謝するとともに、「昨年も海外からたくさんのお礼状が届いたし、こういった活動をすることで職員の一体感も生まれる。来年以降も、毎年活動が大きくなるようにしたい」と活動の継続に意欲的だった。
仕分けされた物品のうち、衣料品・文具・医薬品・おもちゃなどは、NGO団体「マザーランド・アカデミー・インターナショナル」を通じて、西アフリカのマリ共和国の山村や難民キャンプに寄贈される。
ランドセルは(財)ジョイセフ(家族計画国際協力財団:JOICEP)を通じて、アフガニスタンやモンゴルへ。
使用済みの切手・外国コイン・プリペイドカードは、ジョイセフや日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)を通じて、発展途上国での医療支援などに役立てられる。
書き損じハガキは日本介助犬協会に寄付した。