農政・農協ニュース

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牛乳乳製品の消費者向け普及事業を廃止  Jミルクの23年度事業計画

 日本酪農乳業協会(Jミルク)は平成23年度の事業計画策定にの考え方について1月28日の理事会で確認した。

 23年度の事業計画は6月の通常総会での承認後、決定する。
 事業計画を策定するにあたり▽Jミルクの「使命」をわかりやすく定義、▽使命に基づいて具体化した事業ごとの「目的」を設定、▽目的の達成具合を検証できる「目標」の設定―の3点を重視していく。
 今回の主要論点のひとつは牛乳乳製品の普及事業だ。
 これまで行ってきた一般消費者への直接的な普及運動を廃止し、今後は業界関係者や消費に強い影響を与える人たちへの情報提供と、学校給食を対象とする活動に転換するとした。
 あわせてこれまで働きかけてきた「牛乳の日」、「牛乳月間」についても一般消費者から牛乳消費に影響を与える人や会員への認知拡大に向けた情報提供に転換する。
 23年度は必要な既存事業を継続しながら実施可能なものから新たな事業を盛り込んでいき、24年度からの本格的な開始をめざすとしている。

(2011.02.02)