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家畜疾病で全国対策本部を設置  JAグループ

 JAグループは鳥インフルエンザの多発や韓国での口蹄疫の拡大などをふまえて、家畜疾病に関する防疫対策や経営安定対策などを検討するため1月28日、「家畜疾病にかかる全国団体対策本部」を設置した。

 昨年の口蹄疫の発生で設置していた口蹄疫対策本部を切り替えたもの。
 本部長はJA全中の茂木守会長。副本部長を川井田幸一・全中畜産・酪農対策委員会畜産委員長と飛田稔章・同酪農委員長が務める。
 幹事会をJA全中、JA全農、JA共済連、農林中央金庫、日本農業新聞、(社)家の光協会で構成する。
 協議事項は(1)家畜疾病に関する情報収集と提供、(2)防疫対策・経営安定対策、法制度対策等対応策の協議・検討と実施、(3)家畜疾病対策募金等支援対策の検討・実施などとしている。事務局はJA全中農業対策部畜産園芸対策課とJA全農畜産総合対策部統轄課。

(2011.02.04)