昨年4月に宮崎県で発生した口蹄疫でわが国は清浄国認定を失っていたが、7月の最終発生と殺処分から3カ月後の10月初め、清浄国復帰のための要件を満たしたことから、OIEに対して「ワクチン非接種口蹄疫清浄国」としての復帰を申請していた。
これを受け2月1日から4日まで科学委員会の審議が行われて復帰が認定されたもの。 今後は日本からの牛肉等の輸入を停止している国に対して輸入再開協議を進めていく。ただ、韓国などアジア周辺国では口蹄疫が発生しており、農水省では2月を口蹄疫対策強化月間として防疫対策強化に取り組んでおり、引き続き衛生飼養管理の徹底、早期摘発のための監視強化に万全を期すよう呼びかけている。