1月31日現在の検査結果は水稲うるち玄米の一等比率が61・7%(速報値)となり、12月末よりも0・2ポイント低下した。21年産同期は約85%だった。
2等以下に格付けされた主な理由のうち、最も多かったのは「心白及び腹白」で約4割を占めた。次いで充実度、整粒不足、着色粒(カメムシ類)。
また総検査数量に対する割合では「心白及び腹白」が約7%、次いで充実度など。
検査数量は水稲うるち玄米で426万4000tとなり、前月末より約10万t増、前年同期比では2%近く増えた。また水稲モチ玄米は20万t余で前月比約5000t増加。醸造用同は約6万4000tで約1000t増加した。
21年産米の一等比率(最終)は前年同期比で約85%となっており、22年産はこの10年で最低となっている。