農政・農協ニュース

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微生物防除剤で、環境保全型農業を推進  微防協がシンポジウム

 日本微生物防除剤協議会(微防協)は2月17日、都内で第4回「環境保全型農業シンポジウム」を開いた。微生物防除財をつかった環境保全型農業の先進的実践事例の紹介や最先端での開発普及のあり方などを探った。

「農業こそ21世紀の環境ビジネス」をテーマに行われた特別講演 微防協の森達也代表幹事(セントラル硝子)は「今、しっかりした、確かな農業の構築が求められている。そのためにも競争力を一層向上させるとともに、先進的な特徴をさらに発展させ、グローバルマーケットに独自のプレゼンスを強化する必要がある」とあいさつした。
 特別講演はエフティピーエス(株)代表取締役などを務める徳江倫明氏が「農業こそ21世紀の環境ビジネス」をテーマに行った。
千葉さんは「いわて純情米」の生産現場を報告 先進事例として「環境保全型農業と『いわて純情米』の生産」(JA全農岩手県本部・千葉丈氏)、「IPMの普及方針から見た微生物資材」(宮崎県農政水産部・黒木修一氏)、「水稲種子消毒剤‘タフブロック’の活用事例」(協友アグリ・天井伊広氏)など多数の報告があった。

(写真)
上:「農業こそ21世紀の環境ビジネス」をテーマに行われた特別講演
下:千葉さんは「いわて純情米」の生産現場を報告

(2011.02.28)