21回目となる今回は世界20カ国、3000種、10万株の蘭が展示された。
個別、フレグランス、ディスプレイ、フラワーデザイン、美術工芸、寄せ植えの6審査部門ともに、世界レベルの作品が展示され、本イベントのレベルの高さを一層国内外にアピールした。
日本大賞選出の対象となる個別審査部門へのエントリー数は1027点。
栄えある日本大賞に輝いたのは千葉県・市川市の江尻光一さん(須和田農園)で、氏は1、4回に続き17年ぶり3度目の大賞受賞。
受賞花「セロジネ クリスタータ,ホロレウカ“ピュア ホワイト”」は、直径180cmの大株に、380本もの花茎をつけ、約2000輪の花をバランス良く咲かせた大作だった。
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3回目の日本大賞に輝いた江尻さん。受賞作品は花全体が純白色の美しい変種