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江尻さん(千葉県)が3回目の日本大賞受賞  第21回世界らん展が閉幕

 東京・文京区の東京ドームで2月19日から9日間開催した、世界レベルの美の競演「世界らん展日本大賞2011」が2月27日、盛況のうちに閉幕した。

3回目の日本大賞に輝いた江尻さん。受賞作品は花全体が純白色の美しい変種 21回目となる今回は世界20カ国、3000種、10万株の蘭が展示された。
 個別、フレグランス、ディスプレイ、フラワーデザイン、美術工芸、寄せ植えの6審査部門ともに、世界レベルの作品が展示され、本イベントのレベルの高さを一層国内外にアピールした。
 日本大賞選出の対象となる個別審査部門へのエントリー数は1027点。
 栄えある日本大賞に輝いたのは千葉県・市川市の江尻光一さん(須和田農園)で、氏は1、4回に続き17年ぶり3度目の大賞受賞。
 受賞花「セロジネ クリスタータ,ホロレウカ“ピュア ホワイト”」は、直径180cmの大株に、380本もの花茎をつけ、約2000輪の花をバランス良く咲かせた大作だった。

(写真)
3回目の日本大賞に輝いた江尻さん。受賞作品は花全体が純白色の美しい変種

(2011.02.28)