和歌山の食といえば、ブランド品の南高梅を使った梅干しや梅酒、蜜柑・柚子などのカンキツ類、日本酒・酢・醤油などの醸造食品や海の幸が有名だ。本イベントでは、和歌山の話題性の高い多様な食品が出品された。
みなべ町の梅干をはじめ、JA紀南からは、「不知火(デコポン)」「葉付きポンカン」などのカンキツ類、スイーツ類では備長炭を使った黒い「炭ロールケーキ・炭シュークリーム」、高野山麓の地下水で竹の粉末を煎じた竹茶飲料、純米吟醸酢や伝統食の鯖棒寿司、カジキマグロを加工した「海の生ハム」など多彩な食が顔を揃えた。
北山村特産のカンキツ「じゃばら」を使用したドリンクやポン酢は、地域活性化や村興しのための加工品で、地場産業化で第二の馬路村をめざす。「じゃばら」の皮を使ったドリンク「かわっ照」や「じゃばら」のポン酢「じゃぽん」などの商品名称も面白い。
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JA紀南の出展品やカンキツ類など