今回の受賞者は千葉大学名誉教授の田畑貞壽氏と岡山大学名誉教授の佐藤公行氏。
授賞式は4月22日、都内で開かれる「みどりの式典」で行う。
受賞者は同賞にふさわしい候補者の推薦を学識経験者など約350人に依頼し、推薦があった約60人のなかから選ばれた。
受賞者について選考委員会委員長の常脇恒一郎氏は「われわれの生存に不可欠な酸素と炭水化物を生み出す超ミクロな世界と、住環境を包含する自然環境というマクロな世界の在りように鋭いメスを当てられた両博士の功績は、わが国『みどりの学術』の金字塔の双璧であるといっても過言ではない」とコメントした。