農政・農協ニュース

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【震災関連】 JAグループ、災害対策緊急中央本部を設置

 3月11日午後2時46分ごろに発生した「東北地方太平洋沖地震」の被害状況の把握と万全な対策に取り組むため、JAグループは同日、災害対策緊急中央本部を設置した。

 同本部はJA全中の茂木守会長を本部長とし、全中理事で構成。
 わが国観測史上最大規模となるマグニチュード9.0の巨大地震による被害状況を的確に把握し、関係機関と連携して、農業、暮らし、地域経済・社会に対する万全な対策に取り組む。
 実施事項は▽農業・JAに係る災害状況の把握、▽災害対策の立案・要請の実施、▽関係機関との連携、▽JAグループによる災害復旧支援活動の実施を重点にその他必要な事項に取り組む。
 緊急中央本部にJA全国機関の常勤役員で構成する幹事会を置く。幹事長はJA全中の冨士重夫専務があたる。
 事務局はJA全中総務企画部と農政部。
 緊急中央本部の設置に合わせて茂木JA全中会長が談話を発表した。

【JA全中・茂木守会長談話】

nous1103140701.jpg この度のわが国観測史上最大規模の東北地方太平洋沖地震・大津波等の被災の大きさに、ひたすら驚愕しております。
 不幸にもこの未曾有の大震災・大津波に被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
 JAグループは、現在、被災された地域の組合員・役職員の安否をはじめ農業災害の情報確認を懸命に行っており、総力を挙げて必要かつ万全な対策に取り組んで参りたいと存じます。

(2011.03.14)