原発事故による農畜産物の出荷制限に苦しむ農業者などが円滑な融資を受けられるようにと農水省は3月23日、農林中央金庫、JA全中、全国銀行協会などの金融機関に配慮を求めた。
出荷制限は原子力災害対策特別措置法に基づくもので、農業者への損害賠償も適切に行われることになると前置きし、しかし当面は資金繰りに支障を来たすことが懸念されるとして円滑な融資への特段の配慮を要請。各団体の会員に対する周知徹底を通知した。
(2011.03.28)