JC総研は今年2月、ホームページに「TPP疑問・反論コーナー」を設置し独自に収集した情報提供を行っているが、特別号は3月までの10本の記事をまとめたもの。
内容は▽米国の消費者・環境保護団体はTPPのどこに関心を高めているのか、▽米国の肉牛生産農家はTPPの何を問題にしているのか、▽米国の酪農団体はなぜTPPに反対するのか、▽「国家の主権が奪われる」とTPPに反発する豪州の市民団体など、TPP参加国でも国内で反対の声があることを紹介している。農業・消費者団体だけでなく労働組合も反発している理由などもレポートされているほか、韓国の農業動向について分析したレポートもある。 JC総研では、今後もホームページでTPPをめぐる動きを情報提供していく。