対象となったのは、千葉県香取市と多古町のホウレンソウ、同旭市のホウレンソウ、チンゲンサイ、シュンギク、サンチュ、セルリー、パセリ。
それぞれ3月22日〜30日に農場から直接採取したり流通品を調べた結果、暫定基準値1kgあたり2000ベクレル(Bq)を超えるヨウ素131が検出されたため、菅首相が原子力災害対策本部長として出荷制限を指示した。
千葉県のそのほかの市町村産や品目については、暫定基準値を超える放射性物質は検出されていない。
出荷制限の農畜産物については、今後も引き続きモニタリング調査を継続し、検査結果が暫定基準値を下回れば出荷制限を解除する。
放射性物質が検出された農畜産物についてはこれまで県単位で出荷・摂取制限を指示してきたが、4月4日の原子力災害対策本部での決定を受け、本発表分からより細かい区分での制限・解除を指示するよう改めた。