3月11日の東日本大震災の被災地からの受講者も予定通り全員が入塾した。
茂木守JA全中会長は、刻一刻と変化する現在の社会情勢の中では、「昨日と同じ仕事をやっているだけでは、行く先を誤りかねない。鋭い洞察力をもって、生産、消費、JAの3つの現場を改革できる人材になってほしい」と激励。来賓として中村純誠JA共済連常務も「組織の中核を担う人材育成が急務だ」と述べ、入塾生らにエールを贈った。
入塾生代表でJAとぴあ浜松の三輪貞司さんが「学べることを最大限吸収し、1年後に成長した姿で職場へ復帰したい」と決意表明した。
開講式では塾長である作家の童門冬二氏が特別講義を行い、「ここに入ってくるというだけで、もはや皆さんの心の中に改革の火ダネが備わっているのは間違いない。それを原動力にして、地域全体のリーダーとなってほしい」と呼びかけた。
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JA綱領を唱和する入塾生たち