販売会に出されたのは、キュウリ(福島、群馬)、ピーマン、みず菜、レタス(茨城)、トマト(栃木)、ホウレンソウ、コマツナ(埼玉)、カブ(千葉)の8品目。即売会隣では、これらを食材に使ったお弁当も販売された。
近隣の会社員のほか、このイベントを目当てに来た主婦も多く、11時の開場と同時にたくさんの人が訪れ、予定していた数量がわずか1時間足らずで完売。午後1時から再入荷し、この日だけで合計100ケースほどを販売した。売上金の一部は被災地への義援金になる。
JA全農園芸農産部園芸課の玉井慎也課長は、「一部の農産物の出荷・摂取制限が出されてから、産地、品目ごとに卸価格が落ちている。ホウレンソウは数量が少ないにもかかわらず、価格も低いままだ」と風評被害の現状を述べ、「買って食べて被災地へ還元することで産地を応援したい、という皆さんの気持ちを感じる」と、訪れた人々に感謝した。
イベントは、品目を若干入れ替えて14日(木)も11時から同所で開く予定。
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カゴ一杯に野菜を買う人もめだつなど盛況