5月末で約1120万人の署名が集まった。当初目標の1000万人を大きく上回った。
茂木会長は同日、談話を発表。国民の10人に1人に相当する署名が寄せられたが、運動期間の間に東日本大震災のために取り組み中断を余儀なくされた地域もあったなかで「これだけ多くの署名が全国のあらゆる地域から寄せられたことは国民のTPP反対の声がいかに大きいものであるかを証明するもの」と強調し「政府は国民の声を真摯に受け止めTPP交渉参加を断念すべき」、「復興の足かせにしかならないTPPへの交渉参加検討をただちに中止すべきである」と強調した。
同日の大臣要請でも訴えた。鹿野農相は「大変な状況のなか、震災からの復旧・復興対策と原発事故対策を間断なくやっていくことが大事」などと答えた。