パンの原料となる玄米は地元産米の「ほほほの穂」。玄米を長野県の業者に委託して玄米粉「リブレフラワー」にし、小麦粉に40〜50%の玄米粉を混ぜてパン生地にしている。約30種類のパンはすべて職員9人が店内で手作りしている。
玄米粉パンは地元産米の消費拡大につなげたいと考案したもの。“おいしくて体にいいものを”と考えたときに、ちまたで米粉の活用が進んでいるが、食物繊維やミネラルを豊富に含み、体にいい玄米の活用に注目した。玄米はごはんで食べるよりもパンで食べるほうが消化吸収が早いというメリットもある。
オープンから約半月、商品は連日閉店時間までもたずに完売となる好評ぶりだ。隣接している同JAの直売所も来客数が増加しているという。
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上:7月15日プレオープンのもよう
下:にぎわう店内