この調査は、関東地区(東京・神奈川・千葉・埼玉)と関西地区(京都・大阪・兵庫)在住の週1回以上スーパーで食材を購入する人・1000人(関東500人、関西500人)を対象にしたインターネットによるもので、年齢構成は30歳未満、30歳代、40歳代、50歳代、60歳代ごとに100名ずつ均等に割りつけて調査された。
この調査によると、「毎日スーパーで食材を購入する」人は、全体では8.9%で、もっとも多いのは50歳代の14.5%となっている。「週に1〜2回程度」が38.2%でもっとも多く、次いで「週3〜4回程度」が36.8%となっている。30歳未満では「週1〜2回程度」が55.5%となっており、世代が上になるとスーパーに買い物に行く頻度が多くなっている。
「買い物に行く前にチラシを見る」かという設問では、図1のように、「中学生以上の子どもがいる割合が高く、スーパーで買い物をする頻度の高い40歳代を境」に、「チラシを見てから買い物に行く」人が多い。「チラシをいつも、見る」30歳代以下の年齢層は40歳代以上の年齢層の約半分となっている。
図2は、野菜を購入するときのポイントの上位10項目を並べたもので、全体では「価格」「鮮度」「産地」「量や大きさ」の順になっているが、30歳未満では3位が「量や大きさ」となっている。また「価格」については30歳代以下では9割を超えていることが注目される。
一方で「鮮度」「産地」「旬のもの…」「無農薬、低農薬」を重視する割合は、年齢層が高くなるほど高いことも分かる。