全国には伝統色豊かな地域食品、その土地ならではの特性を活かした食品がある。しかし一般の流通には適さないものもあり、その中には通販市場を通せば個性やこだわりが輝くのではないかと期待される商品も数多い。
そこで、特徴あるふるさと商品と、通販市場の商談を結びつけ、新たな市場を開拓していこうと、流通などの産官学で実行委員会をつくって第1回商談会を開くことになった。
実行委員は東京大学大学院農学生命科学研究科・中島康博氏ほか業界代表5氏。
26日は商談会で来場者5000人を予定。27日は一般公開の直売会で、来場1万人を予定。
出展社は約100社。出品は約500品目以上。
その一部をみると、北海道・東北エリアの場合、10社・約70品目。だだちゃ豆おこわ、地元の小麦ゆきちからを使用した喜多方ラーメンなどがある。
出品が最も多いのは九州・沖縄エリアで27社約80品目。中にはサツマイモのポタージュやゴーヤのポタージュなどといったものもある。