農政・農協ニュース

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セシウム汚染牛71頭に 稲わら利用肉用牛

 農水省は放射性セシウム汚染稲わらを肉用牛に食べさせた肥育農家に係る資料を8月15日発表した。

 これによると、牛肉から食品衛生法上の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出された汚染牛は全国で71頭となった(基準内の牛は988)となった。
 稲わら利用の肉用牛農家数は16県にわたる217戸。問題の稲わらの生産地はほとんどが宮城県。ほかは岩手、福島、栃木、茨城。
 稲わらの給与牛出荷農家は165戸、出荷頭数は4029頭。牛肉検査の総数は1059、うち基準超過が71頭。

放射性セシウム汚染稲わらの利用肉用牛肥育農家の概要

(2011.08.17)