演題は世界食料デーのテーマと同じで「食料価格‥危機から安定へ」。講師は同日本事務所長の横山光弘氏(元農水省参事官)。28日14時から東京都港区赤坂8-10のアジア会館本館。参加費無料。定員70人、申し込み先着順。
世界の食料価格の不安定な動きと、その背景、影響などについて理解を深め、食料への権利を実現するにはどうしたらよいかを考える。
そのためFAOのデータと分析を紹介。70年代の食料危機、その後の農産物過剰と輸出補助金競争、2000年代に入ってのバイオ燃料生産の急拡大、農地の争奪などを話す。
世界食料デーは国連が定めた食料問題を考える日。日本では10月を「世界食料デー月間」とし、国際機関やNGОがさまざまなイベントを行う。