同社が製造・販売するキノコ類(マイタケ、エリンギ、シメジ)、モヤシや、販売だけをするカット野菜などについて独自に放射性物質の有無を検査し、客がその結果を店頭での携帯電話や自宅のパソコンでチェックできるようにした。
同社は1997年に農薬や重金属などの検査体制を確立。技術開発にも力を注ぎ、現在はキノコ類で約400種の農薬を一斉分析できるようになっている。
今回は検査対象に放射性物質を追加して新しい「安全システム」とし、そのために精密な検査のできる米国キャンベラ社のゲルマニウム半導体検出器・波高分析装置を購入した。
雪国まいたけ=資本金16億円、売上高(2011年3月期)265億2000万円(連結)、246億6800万円(単体)。
(写真)ゲルマニウム半導体検出器「GC2020」(米・キャンベラ社製)