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第16回「さなえ全国子ども図画コンクール」 服部慶三くんが全国最優秀賞  井関農機

 井関農機の「さなえ全国子ども図画コンクール」は、今年で16回目の開催。3月11日の東日本大震災を受け、それにむかっての力強い復興を願い「がんばろう日本農業!」をテーマに催された。

agur1110060101.jpg このコンクールは、全国の同社営業所を通じて応募用紙を配布し、6〜8月に募集した。全国から約1450点の作品がよせられ、その中から各地区別賞を選定し、特に優れた作品を全国賞にノミネートした。
 全国最優秀賞を受賞したのは、服部慶三君(6歳・神奈川県)の「おいしくおこめをつくりましょう」。農作業風景を通じ、良い家族であることがわかる作品との選評があった。
 全国優秀賞には、森涼菜さん(5歳・青森県)の「虫さん出ていけー」、菊池直緒さん(8歳・宮城県)の「すまっこ刈りをお手伝い」、林結菜さん(10歳・静岡県)の「ぐんぐん育て」、小西里奈さん(11歳・岡山県)の「わが家の稲刈り」、松野凌大君(6歳・鹿児島県)の「じゃがいもほり」の5作品が選ばれた。全国特別賞は北海道・東北、関東、関西、中国・四国の各ブロックから10人が受賞した。
agur1110060102.jpg 同社の菊池昭夫常務取締役・営業本部長は「日本の農業は、後継者の減少など大きな問題があるが、農家には子どもが居る。家業である農業の良さ、大切さを子ども達にも理解してもらいたい。今回は大震災もあり、例年より応募作が集まらないのでは、と危惧していたが1450点もの応募を得た」と評した。
 同社は、自給率向上をめざす「フードアクションニッポン」や、家族でたべる食事を大切にする「みんなでごはん」キャンペーンの一助として、これからもこのコンクールを通して「家族とのふれ愛」、自然との共生を大切にしながら、環境保全、食糧増産に尽力している農家を応援していく考えだ。

(写真)
上:「おいしくおこめをつくりましょう」全国最優秀賞
下:菊池常務と受賞作品

(2011.10.06)