これはJAが平成14年から行っている「JA雲南夢サポートプロジェクト」の企画。これまでは1泊2日の旅行など地域の若者同士の交流をメインとしてきたが、今回は「自分のお店を出してみたい」「自分の特技をいかして何かを始めてみたい」といった若者の夢を応援したいと、カフェづくりを試みた。
同JAは管内在住の若者を対象に10月14日まで参加者を募ったところ、趣味でコーヒーなどをイベント出店している人、カフェめぐりが好きな人、など23歳から37歳までの男女10人が集まった。
来年2月のオープンに向けて10月30日には第1回目の会議が開かれ、メンバー同士初の顔合わせをした。自己紹介の後、どんなカフェにしたいかコンセプトやメニューのアイデアを出し合い、「雲南をアピールするもの」「野菜を使ったスイーツ」「地元の人とのコラボ」などの意見が出た。
JAでは若い人たちに農産物が豊富にある管内のよさを再認識してもらい、地域の若者が集まって発信することで、地域を盛り上げたいとしている。またJAと関わりのない若者にJAを知ってもらうこともねらいのひとつだ。
今後も月1回程度会議を開いて方向性を具体化し準備を進めていく。
(写真)第1回目の会議のようす