発起人を代表してJA全中の萬歳章会長は、自民党の農林水産部会の部会長代理などの要職を担い、農業やJAに力添えをいただいていると述べたうえで「TPP参加の即時撤回を求める会」の事務局長として「これからまさにTPPという山場を迎える。自民党の中で今後も最大限の力を発揮していただきたい」とあいさつした。
山田議員は「TPPは政治生命かける課題」だとして「アジアの国々と日本は農業への思いも文化も同じ。アジアのリーダーとして連携を深め、ともに発展していく形をつくるのが日本の責任。アメリカとの同盟国であれば、いまこそきちんとアメリカに主張することが政治の責務だ」と述べた。
来賓には自民党の大島理森副総裁、海老沢勝二元NHK会長も駆け付けて激励した。
会では萬歳会長から大島副総裁にTPP参加反対の代表要請を手渡したほか、TPP交渉参加反対への意志を確認し、今後の運動強化に向けてガンバロー三唱を行った。