サービス付き高齢者向け住宅とは今年4月、国の新たな制度として創設されたもので、介護・医療と連携した支援サービスを提供する高齢者専用住宅だ。
同JAが建設を始めるきっかけとなったのは、「農作業の繁忙期になると家族の世話ができない。民間や自治体のデイサービスも満員で利用できない」「なんとかJAでやってもらえる事業はないか」といった組合員からの声だった。
JAが構想する住宅は全55室で食事サービス付きの4階建て。2?4階が住居部分となり、1階には同JAの子会社が経営するコンビニエンスストアや遠軽地域の訪問介護ステーション、同JAの介護センター「みどり」も併設してデイサービスも行う計画だ。入居者は健常者を中心に軽度の要介護高齢者を対象としている。
着工は来年2月の予定で、同10月下旬のオープンをめざしている。