展示商談会では「国産」にこだわり、広域的な販路を目指す農業者や食品加工業者と、バイヤーのビジネスマッチングの機会を提供する。
第5回は、すでに全国から469件の出展が決定。2月1日現在、稲作、野菜、果樹、畜産などの農業者、食品製造業だけでなく、農業との連携を進める商工業関連産業からの出展も予定している。
特徴や話題としては「農業者のチャレンジコーナー」設置がある。商談の初心者が自社の農産物をPRする「初商談へのトライアルブース」だ。今回は滋賀県と兵庫県の農業者が1人ずつ参加する。不慣れながらも一生懸命な姿勢が好評だ。
また▽国産食材に合わせた「おすすめメニュー」提案▽「海外取引相談コーナー」の設置(輸出ビジネスの専門家による無料アドバイス)▽ジェトロ食品輸出商談会in大阪2012」の設定などもある。
さらに14日13時30分から同時開催セミナーがある。テーマは「農産物輸出における取引リスクの回避」で、講師は(独)日本貿易保険大阪支店の服部義一郎氏。代金回収不能などの事例を使って説明する。参加無料。
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(社)大日本水産会主催の第9回「シーフードショー大阪」も同時開催される。水産物と加工品だけでなく、寿司と、その関連商材を加え、国内から過去最高の約210社、1100品目という規模での開催となった。一般消費者向けではなくバイヤーを対象としている。