農政・農協ニュース

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鹿児島の薬師さんが農水大臣賞に  全農肉牛枝肉共励会

 全農は2月3日、大阪市中央卸売市場南港市場で、第31回全農肉牛枝肉共励会を開催した。22道県から110頭(黒毛和牛去勢84頭、交雑種去勢26頭)が出品され、農林水産大臣賞はこの共励会最高値となる1頭約242万円で取引された。

第31回全農肉牛枝肉共励会のようす この共励会は、肉用牛の肥育技術確立と枝肉の品質向上を目的に開かれるもので、平成24年第51回農林水産祭の一環として開催された。
 今年は長引く不況や震災による消費の低迷で枝肉相場は例年になく厳しい状況にあるが、会場には多くの関係者が詰めかけ活況だったた。
 審査の結果、農林水産大臣賞には鹿児島県のJA鹿児島きもつき・薬師五男さんの出品牛(枝肉重量537.6kg)が輝いた。和牛去勢の全体成績では平均単価1746円/kg、平均販売金額90万2236円/頭で、5等級発生率は36%。交雑牛の全体成績では平均単価1028円/kg、平均販売金額54万4070円/頭だった。

(2012.02.10)