仲間と研鑽し日本一のレンコンをつくる
◆母親や地域の人に支えられ手探りで
高橋家では、父親と母親の2人で、葉タバコを中心にネギなどの畑作と、レンコン、水稲を作付し営農していた。その父親が、高橋さんの高校卒業時に急逝。農業を母親だけに任せるわけにはいかないと、高橋さんは就農することを決心した。
普通なら父親から手ほどきを受けながら農業を覚えていくのだろうが「手本となる父親がいなかったから、最初は不安でいっぱいでした。それでも母親や地元の先輩などに支えられながら、なんとか手探り」で農業に取組んでいく。
◆葉タバコ・水稲からレンコン一本に
葉タバコ、水稲、レンコンがメインの農業だが、葉タバコと水稲は夏場に作業が集中するため、大変な労力を必要とする。そこで高橋さんは、作業が一時期に集中せず、9月ころから翌年の3月ころまで長く収穫できるレンコンだけに転換することを考えた。それが就農して5年経ったころだったという。
(続きは シリーズ・日本農業の未来を拓くために―元気な生産者から学ぶ 第3回 で)
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親子で日本一のレンコンづくりをめざす