地産地消の取り組みを促進する目的で行っている同コンテストは今回で第4回。130件の応募があり、学校給食部門と被災地支援部門の2部門で6件が受賞した。
学校給食部門で農林水産大臣賞を受賞したのは社会福祉法人ほほえみ福祉会吉田保育所(島根県益田市)の「ますだの“味・愛”きゅうしょく」。
メニューの特徴は子どもが楽しみながら食べられるよう食材や調理法を工夫し地元食材をふんだんに使っている点。
またクッキング保育や給食のご飯は毎日子どもたちがグループを作って炊飯しているなど食育活動にもさかんに取り組んでいる。
被災地支援部門の農林水産大臣賞は社会福祉法人みちのく協会ケアハウスアーベイン八幡平(岩手県八幡平市)の「サーモンの椿寿司」。調味料以外すべて県内の食材を使用した郷土料理のアレンジメニューだ。
当協会ではケアハウスの入居者が農繁期の農作業支援をして生産者との交流を図っているほか、震災後は県内産の海産物を利用した漁業支援も行っている。
全受賞者は次の通り。
◎学校給食部門
【農林水産大臣賞】
▽社会福祉法人ほほえみ福祉会吉田保育所(島根県益田市)
【文部科学大臣賞】
▽豊田市南部給食センター(愛知県豊田市)
【審査委員特別賞】
▽社会福祉法人矢沢保育園(岩手県花巻市)
▽所沢市立和田小学校(埼玉県所沢市)
◎被災地支援部門
【農林水産大臣賞】
▽社会福祉法人みちのく協会ケアハウスアーベイン八幡平(岩手県八幡平市)
【審査委員特別賞】
▽コミュニティカフェ・カフェゴッコ(富山県富山市)