農政・農協ニュース

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相談・アドバイスのツールに 長野県内JAの営農指導員向けサイト

 県内JAの農業生産振興を目的に県中央会などで構成するJA長野県営農センターは、営農指導員など営農関係者向けの交流サイト「いい農(のう) 信州」を立ち上げる。本格運用を前に、花きを担当品目とする営農技術員の試験運用を6月からはじめる。

 サイトの利用対象は県内20JAの営農指導員約600人とJA全農長野、県中央会の営農関係者など「営農指導者会議」の会員。各JAで営農指導員が減少傾向にある中、お互い協力してアドバイスでき、情報共有できる仕組みを、とサイトを立ち上げることにした。
 営農指導員は個人のIDとパスワードでアクセスし、栽培指導や技術に対する疑問や質問をサイト上に書き込んだり、答えたりできる。また各品目ごとにコミュニティーを設置するほか、個人のブログやツイッターも設ける。
 同センターは「お互いに教え合う関係をつくっていってほしい」として新たなコミュニケーションツールになることを期待する。
 試験運用後、今年中に本格運用する予定だ。

(2012.05.31)