2回目となる今回のGPECのキャッチフレーズは「がんばろう!ニッポンの農業 つなげよう!施設園芸の絆」で、大震災で甚大な被害を受けている東日本農業の復興や施設園芸農業が抱える諸問題の解決に役立つであろう施設園芸と植物工場にかかわる最新の機器や資材が展示される。
さらにこうした展示会では見られないほど豊富なセミナーや経営全般、栽培技術、環境技術、補助金や融資について専門家に無料で相談できる「生産者相談コーナー」など充実した内容となっている。
出展者は前回より7割増の198社で出展コマ数も5割増となっているという。
記者会見で日本施設園芸協会の木田滋樹名誉会長は、2回目となる今回のGPECについて、「専門分野に特化した中身の濃い展示会となった。そしてGPECは日本の施設園芸をよりよくする共通の場である」と語った。
出展製品の見所としては、施設園芸分野では「低コストで風雪にも耐えられる鉄骨並みの強度を誇るハウス」など天候異変に対応した新製品や、収量アップ、品質向上、コスト削減など「高い収益を得る」ための最新技術などの研究機関やメーカーからの提案などがある。
植物工場では、コンテナタイプから店舗用小型タイプの人工光型植物工場など用途に応じた植物工場が紹介される予定になっているという。
詳細はGPECのホームページで。
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記者会見する木田名誉会長