当日は12時30分〜15時まで黒川農場を一般に公開する。13時30分からは開所式があり、14時30分からは記念講演会がある。基調講演はサイエンスライター松永和紀氏の「食の安全安心とこれからの農業〜黒川農場への期待〜」。次いで3氏が社会連携、国際連携、地域連携の立場から、それぞれ農場への期待を講演する。
同農場は、地域と大学の連携による多目的な都市型農場を目指して4月に開場した。
農場は生田キャンパスに近い。これまで千葉県と山梨県の両農場では難しかった年間を通じての継続的な実習なども可能となる。
有機ほ場などのほか特徴的な施設としては▽明大ブランドの加工食品の生産を目指す加工実習場▽里山林の木や枝や作物残さ(バイオマス)をペレットに成型し、温室の暖房に用いるペレット生産場▽展示温室▽自然生態園▽研究豚舎など。