郡司農相は野田首相から震災復興、食の安心安全、農林漁業再生に尽くすことなど大きく7つの指示を受けたとして、震災復興について「現地ではまだ手つかずとの声がある。最後の一人の被災者、一つの農地、一つの漁港の復興が終わるまで努力いただきたい」、放射能問題についても「生産者と消費者の安全安心をはさんだ信頼関係をつくらないといけない。これまで同様でなく日々新たな思いで早期の信頼回復に努めていかなければならない」と強調。
また「私たちが行っている仕事は命の産業で生態系の源の仕事。国の中で農林水産業を疎かにしてもいいという人は一人もいない。もっとしっかりやってくれという思いを全ての国民が持っていると思う。農林水産行政が必要だとすればその仕事を遂行していただく職員のみなさんが必要だということ。この仕事に誇りと自信をもって取り組んでいただきたい」などと述べた。