毎年、最新の土壌改良資材や施肥改善技術などの講演会を開催している土づくり推進フォーラム。今年の講演会では、東日本大震災からの農業復興に役立つ資材や、農作物の品質向上につながる資材など4人が発表する。
震災からの復興については、松本聰・東大名誉教授が放射性セシウムの除染対策としてゼオライトやバーミキュライト、カリ肥料などについて講演するほか、吉野石膏(株)の三浦真一氏が石膏を使った塩害農地の修復について発表する。
また、農作物の品質向上に役立つ資材については、竹発酵微粉末と機能性堆肥についての発表がある。
7月25日の13時30分から日本教育会館(東京・一ツ橋)で。参加費は土づくりフォーラム、全国土壌改良資材協議会、エコファーマーネットワークの会員が2000円で、一般は3000円。7月20日までにメールかFAXで申し込む。
問い合わせは日本土壌協会(TEL:03-3292-7281)まで。
(※ 下の申し込み用紙はクリックすると大きなサイズとなります。ダウンロードしてお使いください。)
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